- 対象サービス：
- 居宅介護支援 / 介護予防支援 / 介護予防ケアマネジメント
- 製品種別：
- 支援事業者版
ここでは、居宅介護支援事業者で、国保連への月遅れ請求があり、複数月分まとめて請求する場合の請求データ作成手順を説明します。
Ⅰ．給付管理票の作成区分「新規」と「修正」について
Ⅱ．請求データの作成手順
1.『楽すけ』（親機）で給付請求チェックをかける
（複数月分まとめて給付請求チェックをかけます。）
2.『楽すけ』（親機）伝送ファイルを作成する
（複数月分の給付管理票と、単月分の介護給付費請求明細を請求対象月分作成します。）
Ⅰ．給付管理票の作成区分「新規」と「修正」について
給付管理票の作成区分「新規」
・初めて給付管理票を提出する場合。月遅れでも初めて提出する場合は「新規」です。
・一度提出した給付管理票が返戻となり、再提出する場合。
（返戻の場合は、国保連にデータが残っていないため「未提出」と同じ状態になっています。）
※請求の際は、介護給付費明細書（居宅支援費）も提出してください。
給付管理票の作成区分「修正」
・過去に提出済みの給付管理票の単位数の誤り等を訂正して出し直す場合。
※介護給付費明細書（居宅支援費）の再提出は不要です。
給付管理票の作成区分を「修正」にする『楽すけ』操作手順
該当する利用者の対象年月の月間ケアプランを開き、【作成区分】を「修正」にして登録してください。
Ⅱ．請求データの作成手順
1.『楽すけ』（親機）で給付請求チェックをかける
今月分と月遅れ分を請求する場合は、複数月分まとめて給付請求チェックをかけます。
給付請求チェックは、必ず毎月 1 日から 10 日の間 に行ってください 。
（例）平成27年8月に請求データを提出する際、7月分の請求の他に、6月分の月遅れ「新規」が1件、5月分の「修正」が1件ある場合
① はじめに対象年月を7月に合わせます。
② 「追加」をクリックすると左側の【請求チェック年月】の枠に名前が表示されます。
【月遅れ「新規」の選択】
③ つづいて、対象年月を6月に合わせます。
④ 請求したい方のみ「レ」を入れます。
※「選択解除」をクリックすると、処理対象の「レ」を全員一度に外すことができます。
⑤ 「追加」をクリックすると、左記画面のように 6 月分の1名も左側に追加して表示されます。
【作成区分「修正」の選択】
⑥ 対象年月を5月に合わせます。
⑦ 作成区分選択は「修正」のみ「レ」を入れてください。
※月間ケアプラン画面で作成区分を「修正」にした利用者のみ表示されます。
⑧ 「追加」をクリックすると、画面のように5月分「修正」の 1名も左側に追加して表示されます。
⑨ 請求したい利用者をすべて左に移したら、「給付請求チェック」をクリックします。
【給付請求チェック結果】で問題のあるメッセージが表示されなかった場合は、画面を閉じて次の操作に進んでください。
【給付請求チェック結果】
大きくわけて【 Error 】と【 Warning 】の 2 種類のメッセージが表示されますが、どちらの場合も必ず入力された情報をご確認ください 。
【Error】 （エラー）
返戻対象となるデータが含まれているため、請求データからは除外されます。
詳しい対処法は、「給付請求チェック結果【Error（エラー）】メッセージと対処方法」をご覧ください。
【Warning】 （ワーニング）
請求データには含まれますが、返戻となる可能性があります。入力内容を確認してください。
詳しい対処法は、「給付請求チェック結果【Warning（ワーニング）】メッセージと対処方法」をご覧ください。
※入力内容を訂正した場合は必ず給付請求チェックをかけ直してください。
2.『楽すけ』（親機）伝送ファイルを作成する
（例）平成27年8月に請求データを伝送で提出する際、7月分の請求の他に、6月分の月遅れ「新規」が1件、5月分の「修正」が1件ある場合
【給付請求関連】メニューの「伝送ファイルの作成」をクリックします。
はじめに、複数月分の給付管理票と、7月分（単月分）の介護給付費請求明細を同時に作成します。
① 対象年月に複数月表示されますので、平成27年7月を選択します。
② 「伝送（ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ）」を選択します。
③ 「給付管理票情報」と「介護給付費請求明細情報」の両方に「レ」を入れます。
④ 「すぐに伝送する」の「レ」は外します。
※「レ」が入っていると、「開始」をクリック後に自動で『伝送通信ソフト』が起動します。
⑤ 給付管理票データと介護給付費請求明細を“伝送一覧”として確認・印刷できます。
⑥ 「開始」をクリックします。
7月、6月、5月分の給付管理票(ファイル名： kk201508 ）と、7月分の介護給付費請求明細ファイル名： km201508 ）が作成されます。
※給付管理票は、1つのCSVファイルに複数月分の情報が記録されます。
⑦ 作成完了のメッセージが表示されますので、「OK」をクリックします。
次に、 月遅れ請求（6月分作成区分「新規」）の介護給付費請求明細を作成します。
⑧ 平成27年6月を選択します。
⑨ 「介護給付費請求明細情報」のみに「レ」を入れて、ファイル名を変更してください。
■ファイル名の変更について■
月遅れ分のファイル名は、ファイル名の末尾数字を削除して「対象年月」に1を足した数字を入力し直します。
（例）2015年6月分 の場合・・・km201508をkm201507へ変更
⑩ 「開始」をクリックすると、6月分の介護給付費請求明細情報（ファイル名：km201507）が作成されます。
⑪ 作成完了のメッセージが表示されますので、「OK」をクリックしてください。
以上で請求データの作成は完了です。
伝送伝送通信ソフトでkk201508、km201508、km201507の3つのファイルを伝送してください。
■ポイント■
5月分は給付管理票の「修正」のみなので、介護給付費明細情報（km）の作成は不要です。
※介護給付費請求明細情報（km）は、「新規」が含まれる対象月分作成が必要です。
同じ一つの月に「新規」と「修正」が混在している月も、ファイル名を変更して介護給付費請求明細情報（km）を作成してください 。
請求に必要な「新規」分の情報のみ出力されます。
